「手帳9冊も使ってるの? そんなにいる?」
よくそう聞かれます。確かに、はたから見ればただの文房具マニア、あるいは狂気に見えるかもしれません(笑)

でも、私にとってこの9冊は、単なるノートではありません。
仕事、家事、育児、そして自分自身のケア……。やるべきことでパンク寸前の私を助けてくれる、優秀な「専属アシスタント」たちなのです。

もし、これらをたった1冊の手帳で管理しようとしたら?
それはまるで、経理も営業も掃除も秘書業務も、さらには子供の教育係まで、たった一人に任せるようなもの。きっとすぐに破綻して、私の生活は荒れ果ててしまうでしょう。

だから私は、2026年を生き抜くために考え方を改めました。
ワンオペ育児? いいえ、これからは「9冊の専門家」に頼るチーム戦です。

彼らは文句ひとつ言わず、コストも安く、24時間私の愚痴を聞いてくれる最高の労働力。
自分のキャパシティを超える仕事は、遠慮なく彼らに「アウトソーシング(丸投げ)」することにしました。

今年、私の暮らしを支えてくれる9冊+αのメンバーがこちらです。

【メイン:実務担当】スケジュールの要

まずは私の生活の土台(ベース)となる、欠かせない2冊です。

ゲッターズ飯田の五星三心占い開運手帳|エンタメ兼任!?メイン秘書

〜「今日の運勢は?」とわくわくしながら予定をたてる、一番身近な相棒〜

サイズB6
フォーマットウィークリーレフト
筆記具万年筆、フリクションボールペン

【選抜理由】
実を言うと、これが私の暮らしのモロ「メイン」。一番よく開き、予定のすべてを書き込んでいる主軸です。
ただ、占いをガチガチに信奉している……というよりは、「日常にお遊びを」という感覚。無機質なスケジュール帳に、エンタメ要素というスパイスを足してくれる存在として雇っています。

【主な業務内容】

  • マンスリー:実際のスケジュール管理(すべての予定はここが起点)
  • ウィークリー:朝に占いを見て「今日はこうしようかな~」と決め、夜に「実際はこうだった(笑)」と答え合わせを楽しむ遊び場
  • 特別ミッション:大きな買い物や契約は、一応「☆の日」を狙ってみる(現在修行中!)

【ここが超優秀!】
占いはまだ「お勉強中」の段階ですが、これが意外と効くんです。
予定を確認するついでに「今日はいい日」と書いてあるだけで、家事や仕事への足取りがちょっと軽くなる。逆に、なんとなく不調な日も「運気のせいかな?」と笑って受け流せる。実務をこなしながら、私の機嫌を上手に取ってくれる、まさに「エンタメ兼任」な名秘書です。

ジブン手帳mini|全社データ管理者

〜「記憶なし」の私を救う、人生の「ブラックボックス」〜

サイズB6スリム
フォーマット24時間バーチカル
筆記具フリクションボールペン

【選抜理由】
「あれ? 先週何してたっけ?」
そもそも昨日の昼ごはんすら忘れる私。外へ通勤して給料を得てくるわけでもない。でも、自分の好きなことばかりしているわけでもない。名前のつかない細切れの雑務と育児に追われ、気づけば一日が溶けるように終わっている――
そんな私の毎日には、単なるスケジュール管理ではなく、「私の人生の証拠」を残すための記録係が必要でした。24時間軸で、誰に評価されるわけでもない「私の頑張り」を可視化してくれます。

【主な業務内容】

  • 24時間の行動ログ:睡眠と外出の記録をベースに(これだけで一日の輪郭が見える!)
  • 体調・メンタルの記録:その日のコンディションをざっくり
  • 【新業務】目標に向かって行動した時間のカウント:今週から導入。可視化してみたら「私、意外と頑張ってる!」と自信に繋がりました

【ここが超優秀!】
「全部書く」のは手間暇がかかりすぎて面倒なので、やりません。でも、睡眠と外出の時間さえ埋まっていれば、不思議と一日の流れが思い出せる。この「思い出せる安心感」が、パンク寸前の脳を救ってくれます。
後で見返したとき、そこには「何もなかった一日」ではなく、「家族と自分の時間を回した一日」がデータとして残っています。記憶力に頼らず、この冊(こ)にすべてを預けることで、ようやく「今日も一日ちゃんと生きた」と自分を肯定できるのです。

【自分:プロジェクト担当】夢と目標を叶える

「なりたい自分」になるために、戦略的に動く3冊のスタッフです。

マークスEDiT週間ノート|クリエイティブ・ディレクター

〜「もっと届くブログ」へ。データと熱量を一冊に繋ぐ、運営の母艦〜

サイズセミA5
フォーマット週間ノート(バーチカル+メモ)
筆記具フリクションボールペン

【選抜理由】
このブログをもっと育てて、たくさんの人に届けたい。そのために必要な運営情報を一冊に集約するために採用しました。手書きで記録することで、今のブログの体温を肌で感じながら、一歩ずつ着実に育てていきたいという想いがあります。

【主な業務内容】

  • 読者さんの「好き」探し: どんな記事が喜んでもらえたかな?と振り返る
  • お楽しみ執筆計画: 次は何を書こうかな、いつ公開しようかな、と予定を立てる
  • ブログの成長日記: 「今日はこの記事を書いたよ!」という、日々の記録

【ここが超優秀!】
週ごとのまとめを書けるノートスペースが広々しているのが最高です!ただ予定を追うだけじゃなく、「今週はこの記事を書いて楽しかったな」「次はこんなことを話してみようかな」という「心のつぶやき」もセットで残せるのがいいところ。一週間をパッと見渡すだけで、自分のブログが少しずつ育っていく「今の空気感」が伝わってきます。ノートをパラパラめくるたびに、「次はどんな楽しいことを書こうかな?」とワクワクした気持ちになれる一冊です。

季節を感じて日々を綴る暮らし手帳(インプレス社)|専属トレーナー

〜「1月だけ頑張る自分」を卒業。12ヶ月分の行動エビデンスを収集する〜

サイズB6
フォーマットウィークリーレフト(コラム付)
筆記具フリクションボールペン

【選抜理由】
毎年「1月はやる気に満ち溢れ、2月にだれ、12月には結局プラマイゼロ(あるいは微増)」という絶望のループを繰り返してきました。今年こそ、その原因を突き止めたい。だから、目標を「マイナス〇kg」という数値ではなく、「12ヶ月間、何をしたかという行動結果」を残すことに設定しました。1日1分、決められた枠にデータを打ち込み続けることで、1年後の自分に「私の体の取扱説明書」をプレゼントするのが狙いです。

【主な業務内容】

  • 睡眠・覚醒ログ:睡眠時間だけでなく「寝起きのスッキリ度」もセットで記録
  • 活動ログ:NEAT(日常の動作)や運動をした際の記録
  • 定点観測:毎日の天気と体重の推移を淡々と記入

【ここが超優秀!】
レフト部分が「一言日記」と「気分・天気のログ」に明確に分かれていて、パッと見て自分のコンディションを把握できる視認性の高さが抜群です。
さらに素晴らしいのが、「月→週→まとめ→次の月」とつながる構成。通常の手帳はマンスリーとウィークリーが別々にまとまっていますが、これは1ヶ月ごとにサイクルが完結します。月初めの目標から週末の振り返りまで、流れるように記録できる仕組みのおかげで、1ヶ月単位で気持ちを切り替えて「データ取り」を継続できるのが最大の魅力です。

おふみさんの捨てログ手帳|清掃管理責任者

〜「一日がかりの突発片付け」の繰り返しを、この一冊で食い止める〜

サイズA6(文庫本サイズ)
フォーマット1日1ページ(ほぼ日手帳ベース)
筆記具フリクションボールペン

【選抜理由】
これまでの私は、思い返せば小学生のころから、思い立った時に1日がかりで大がかりな片付け・掃除をし、数日後にはまた床が物で埋まる……というリバウンドのプロでした。自力での管理に限界を感じ、今年は「仕組み」に頼ることに。その過程と「ビフォーアフター」をすべて記録し、自分のクセを可視化するために。そして何より、お掃除片付けのプロの手帳なので、毎週のコラムを追っていくだけで1年後にはきれいなお部屋が手に入るのではないかと期待して、この一冊を選びました。

【主な業務内容】

  • 「捨て」のデータ化:捨てた個数のカウント、手放したものの記録
  • メソッドの実践:毎週のコラムを実際に試してみた結果のログ
  • 視覚的エビデンス:写真を貼り、変化を可視化する

【ここが超優秀!】
この手帳の最大の特徴は、ウィークリー部分の左ページ一面がすべてコラムになっていること。それがそのまま「今週のお片付けテーマ」になるので、自分で「どこから手をつけよう?」と悩む必要がありません。プロから毎週届くミッションをこなしていくような感覚で、無理なく、でも着実に家の中を整えていける構成が本当に素晴らしいです。

【こども:育成・記録担当】成長の軌跡と自律のサポート

子供の記録は「管理」するためではなく、彼らが自分で歩き出すのを支え、その尊い時間を残すためのものです。

ほぼ日カズン ➡ SUNNYフリーデイリー|広報(アルバム)担当

〜記録のインフラから「フォトログ」だけを独立。より自由な思い出作りへ〜

サイズA5(ほぼ日)→ B6(SUNNY)
フォーマット1日1ページ → フリーデイリー
筆記具フリクションボールペン

【選抜理由】
これまでは「ほぼ日手帳カズン」の中に、ToDoも日記もすべて集約して記録していました。しかし、4月からはフォトログ(アルバム)部分だけを完全に独立させることに。日付に縛られない「SUNNYフリーデイリー」を採用。より自由なレイアウトで、子供2人分の成長記録を残していきます。

【主な業務内容】

  • フォトアーカイブ:日々の何気ない写真の貼り付け(ここがメインミッション!)
  • 成長の記録:写真に添える短いコメントや、その時々のエピソード
  • チケットの貼り付け:出先の思い出も一緒にペタリ

【ここが超優秀!】
これまでの「1日1ページ」という枠を外したことで、写真が多い日は数ページ使い、書けない日は飛ばすといった柔軟な運用が可能に。2人分の思い出を1冊に、かつ「無理なく・楽しく」集約できる自由度の高さが、広報担当としての最大の武器です。

SUNNYウィークリー & ダブルマンスリー|時間管理トレーナー

〜『今かな?』がパッとわかる、育児のナビゲーション〜

上の子:SUNNY手帳ウィークリー(採用検討中のルーキー)

〜紙×デジタルの難所を攻略する、期待の新人分析官(仮)〜

サイズB6
フォーマットセミバーチカル
筆記具フリクションボールペン

【選抜理由(仮)】
4月からこれまでのタブレット学習に加え、新たに「紙の学習セット」が導入される予定です。それに伴い、学習管理の難易度が上がることを見越して、司令塔となる手帳をリサーチ中。デジタルの便利さとアナログの確実さをどう組み合わせるか。苦手の把握や解き直し計画を「戦略的」に立てるための母艦を探しています。

【主な業務内容(予定)】

  • ハイブリッド学習管理:タブレット+紙の進捗をひとつにまとめる
  • 弱点分析:「どこで詰まったか」をログし、解き直しのスケジュールを組む
  • 時間意識のトレーニング:決められた時間を守れたか、本人の「苦手な時間帯」を可視化する

【ここが超優秀!(期待を込めて)】
現在、4月〜12月期の「期待の新人」として最終選考に残っているのがSUNNY手帳ウィークリー。一週間の流れがパッと見渡せて、かつ下のメモ欄にたっぷり「分析」を書き込めるゆるバーチカルの構成が、今のニーズに最適だと読んでいます。新学期が始まるまで、じっくりと「最高の相棒」を見極める予定です。

下の子:100均(セリア)ダブルマンスリー|ルーティン管理官

〜「何やるんだっけ?」をゼロに。110円で叶える、親子の「できた!」量産機〜

サイズB6
フォーマットダブルマンスリー
筆記具フリクションボールペン

【選抜理由】
「幼児教育にいい」と言われるものをあれこれ入手したものの、結局使いこなせない……。いざ時間が空いた時に限って「さて、次は何をやるんだっけ?」と迷う時間をなくしたくて導入しました。日々のルーティンを確実にこなし、親子で学習のリズムを作るための専用機です。

【主な業務内容】

  • 「できた!」の可視化:プリント学習から読み聞かせまで、完了したらシールを貼る
  • ルーティン指示:「今日やるべきこと」を迷わず提示する
  • 習慣化のログ:日々の積み重ねを親子で楽しみ、記録に残す

【ここが超優秀!】
これまで「ほぼ日カズン」に集約していた下の子のToDo部分を、あえて薄くて軽い100均手帳へ独立させました。この「パッと手に取れる軽快さ」こそが、隙間時間を活用する鍵。なんといっても110円という圧倒的なコスパなので、失敗を恐れず、気負わずにガシガシ書けるのが最高に使い勝手が良いです。

【メンタル:相談役員室】心の拠り所

最後は、私が倒れないように支えてくれる、精神的なパートナーたちです。

ゆうきこよみ|外部顧問

〜自分一人では気づけない視点をくれる、もう一つの指針〜

サイズA5
フォーマットマンスリー(読み物メイン)
筆記具(特になし)

【選抜理由】
自分の「好き」や「興味」だけで動いていると、どうしても考えが偏ったり、同じ失敗を繰り返したりしがちです。この一冊を選んだのは、自分とは全く違う角度から「今の過ごし方」のヒントを提案してくれるから。これは未来を当てる「予言の書」ではなく、自分の人生をどう構築していくかという「運をデザインする」ための戦略書です。目標設定やスケジューリングのヒントを外部から取り入れるために採用しました。

【主な業務内容】

  • 指針の策定:年間の目標設定と、進むべき方向の確認
  • マンスリーチェック:毎月の行動指針を読み込み、日々の動きに落とし込む
  • マインドセット:朝のラジオ(きくこよみ)を聴きながら、その日の心の持ちようを整える

【ここが超優秀!】
最大の魅力は、自分の興味関心の外側にある「新しい視点」を強制的に持たせてくれること。自分の癖やパターンとは違う動き方を提案してくれるので、迷った時の判断基準がクリアになります。

赤い革の手帳の人
赤い革の手帳の人
手帳として使っているというよりは参考書のように読むだけなので、いつか使いこなしてみたい気持ちです。

【番外編】空白の手帳|社内カウンセラー

〜綺麗な手帳には書けない「心のドロドロ」を引き受ける、究極の受容場所〜

サイズ各種(A5やB6がメイン)
フォーマット各種(デイリーやウィークリーが多い)
筆記具万年筆

【選抜理由】
綺麗な手帳には、汚い言葉は書き残したくないもの。でも、人間だもの。イライラしたり、モヤモヤしたり、心が荒ぶる夜だってあります。そんな「ドロドロした感情」をそのまま叩きつけられる場所が必要でした。
また、手帳好きあるあるで、使いこなせず白く残ってしまった「もったいない手帳たち」の有効な再就職先としても、このポジションが最適でした。

【主な業務内容】

  • モーニングノート:朝一番の脳内デトックス
  • 感情のゴミ捨て場:誰にも言えない愚痴や、荒ぶる心の殴り書き
  • 思考の壁打ち:答えの出ないモヤモヤを、ただ紙にぶつける作業

【ここが超優秀!】
最大の魅力は、「だってお古だもの」という圧倒的な気楽さ。どれだけ汚く書いても、ページを破り捨てても罪悪感がありません。それでいて元は高級な手帳ですから、紙質は極上。マンスリーやウィークリーの罫線なんて無視して、太めの万年筆で大きく、力強く書き殴るのが最高に気持ちいいです。まっさらな白紙じゃない分、逆に思い切りがつくから不思議です。

おわりに:手帳の数だけ、私は楽になれる

以上、2026年度の私の暮らしを支える、9冊のスタッフ紹介でした。

「手帳は1冊にまとめるべき」……そんなルールにとらわれて、結局どれも中途半端になったり、書くのが苦しくなったりするくらいなら、私は何度でも新しい手帳を増やします。

だって、主婦の毎日って本当に忙しいじゃないですか。家事の段取り、子供の予定や成長記録、自分の体調管理、そして誰にも言えない心のモヤモヤまで……。これら全部を1冊の小さなスペースに詰め込もうなんて、そもそも無理ゲーだったんです。

脳みそ一つで抱えきれないなら、頼れる「スタッフ(手帳)」を増やせばいい。一見バラバラに見えるこの9冊+ノートのチームも、私にとっては「今日を機嫌よく乗り切るための最強の布陣」です。

もしあなたがいま、「手帳がうまく使いこなせない」と悩んでいるなら、それはあなたのせいではなく、単に「担当者(手帳)」が足りないだけかもしれません。ルールなんて気にせず、自分だけの最強チームを作ってみませんか?私たちの毎日は、それくらいバタバタで、でも、たくさんの大事なことで溢れているのですから。

最後までお読みいただきありがとうございました!今回ご紹介したメンバーたちの詳しい働きぶり(個別レビュー)も、これから順次アップしていく予定です。そちらもぜひ楽しみにしていてくださいね!

あわせて読みたい:手帳チームの「原点」はこちら
ちなみに、4年前(2020年)はこんな布陣で戦っていました。今振り返ると、ここから今の形に進化してきたんだな……としみじみします。

2020年の手帳ラインナップがずらりとならんだ写真
2020年版|今年使っている手帳一覧と基本情報 こんにちは。赤い革の手帳の人です。 今日は、2020年に実際に使っている手帳ラインナップ(全7冊)を紹介します。 このペー...